プレスリリース

Veeva、2020年度第4四半期および通年の業績を発表

2020年通年の総売上高は11億410万ドル、前年比28%の増収

第4四半期の総売上高は3億1,150万ドル、前年比34%の増収

2020年通年のサブスクリプション契約による売上高は8億9,630万ドル、前年比29%の増収

第4四半期のサブスクリプション契約による売上高は2億5,410万ドル、前年比33%の増収

 

2020年3月17日

Veeva Japan株式会社

 

ライフサイエンス業界に特化したクラウドソリューションにおけるグローバルリーディングプロバイダー、Veeva Systems【NYSE:VEEV】(本社 : カリフォルニア州プレザントン、日本法人 本社 : 東京都渋谷区、日本法人代表取締役 : 岡村 崇、以下 Veeva) は、2020年1月31日を末日とする第4四半期の業績を発表しました。当期のすべての業績および財務見通しは、当社が最近買収した企業の影響を反映しています。(本リリースは、Veeva米国本社が発表した報道資料の抄訳です。原文はこちらからお読みいただけます。)

 

 

VeevaのPeter Gassner最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「当年度はVeevaにとって極めて素晴らしい1年となりました。カスタマーサクセスに焦点を当て、既存市場と新規市場の両方においてイノベーションを加速させました。そして今後の大きな変革に備えて、製品、業務モデルおよびチームの視点から、十分な態勢を整えました。」

2020年度第4四半期業績:

  • 売上高:第4四半期の総売上高は3億1,150万ドルで、前年同期の2億3,230万ドルから34%の増収。第4四半期のサブスクリプション契約による売上高は2億5,410万ドルで、前年同期の1億9,070万ドルから33%の増収となりました。
  • 営業利益とNon-GAAPの営業利益(1)第4四半期の営業利益は6,040万ドルで、前年同期の6,300万ドルから4%の減益。第4四半期のNon-GAAPの営業利益は1億340万ドルで、前年同期の8,440万ドルから22%の増益となりました。
  • 純利益とNon-GAAPの純利益(1)第4四半期の純利益は6,620万ドルで、前年同期の7,120万ドルから7%の減益。第4四半期のNon-GAAPの純利益は8,550万ドルで、前年同期の7,120万ドルから20%の増益となりました。
  • 1株当たり純利益とNon-GAAPの1株当たり純利益(1)第4四半期の完全希薄化後1株当たり純利益は、前年同期の0.45ドルから0.42ドルとなりました。これに対し、Non-GAAPの完全希薄化後1株当たり純利益は、前年同期の0.45ドルから0.54ドルとなりました。

2020年度通年の業績:

  • 売上高:2020年1月31日を末日とする2020年度通年の総売上高は11億410万ドルで、前年の8億6,220万ドルから28%の増収。2020年度のサブスクリプション契約による売上高は8億9,630万ドルで、前年の6億9,450万ドルから29%の増収となりました。
  • 営業利益とNon-GAAPの営業利益(1)2020年度の営業利益は2億8,620万ドルで、前年の2億2,290万ドルから28%の増益。2020年度のNon-GAAPの営業利益は4億1,220万ドルで、前年の3億660万ドルから34%の増益となりました。
  • 純利益とNon-GAAPの純利益(1)2020年度の純利益は3億110万ドルで、前年の2億2,980万ドルから31%の増益。2020年度のNon-GAAPの純利益は3億4,740万ドルで、前年の2億5,470万ドルから36%の増益となりました。
  • 1株当たり純利益とNon-GAAPの1株当たり純利益(1)2020年度の完全希薄化後1株当たり純利益は、前年の1.47ドルから1.90ドルとなりました。これに対し、Non-GAAPの完全希薄化後1株当たり純利益は、前年の1.63ドルから2.19ドルとなりました。

VeevaのTim Cabral最高財務責任者(CFO)は、次のように述べています。「第4四半期は、Commercial CloudとVaultの好調な実績に牽引され、一貫して素晴らしい業績を残した年度を締めくくりました。当社のリーダーシップは、市場サイズが大きい、十分なサービスが提供されていない市場を特定して、優れたクラウドソリューションを提供してきた実績と、カスタマーサクセスに絶えず注力し続けたことによって、さらに勢いを増しました。」

最近のハイライト:

  • カスタマーサクセスと製品の卓越性が顧客の成長と拡大を促進 当年度のサブスクリプション契約による売上高維持率は121%(2)、顧客総数は前年度の719社から861社に増加しました。Veeva Commercial Cloudについては、Veevaがそのリーディングカンパニーとしての地位を引き続き拡大し、顧客数は前年度の335社から390社に増加しました。Veeva Vaultについては、Vault製品を初めて使用開始した141社と新たな関係を構築し、当年度の顧客数は715社となりました(3)
  • Veeva Commercial Cloudが四半期および通年ともに過去最高を更新 Veevaは、市場シェアを拡大し、新製品と機能を加えることによって、コマーシャル分野におけるリーディングカンパニーとしての地位をさらに拡大しました。Veeva Commercial CloudおよびVeeva CRMの受注は前年度を上回り、新たに53社を獲得するなど新規CRM顧客獲得のペースも加速しました。第4四半期には、CRMの取引を拡張して5件のCommercial Cloudアプリケーション取引が追加されたことにより、中堅・中小企業とのコマーシャル製品契約が過去最高の7桁台に及びました。
  • Veeva Vaultの強みが長期的な機会の創出を加速 Veeva Vaultプラットフォームは、新規市場と既存市場の両方において急速なイノベーションと拡大を可能にする、唯一無二の強力な資産であることを証明しています。当社は、当年度にVeeva Vault Safetyの提供を開始しましたが、早期導入企業として既に14社が採用しています。イノベーションの継続が、Vault CDMSの勢いをさらに加速し、現在までに60件以上の臨床試験に貢献しています。全体として、Vaultは当四半期および当年度において、全ての市場で好調さを示しました。例えば、Veeva Vault RIMでは、上位20社に入る製薬企業の1社および上位50社に入る製薬企業の1社を獲得し、当年度において顧客数が200社を上回り、四半期過去最高を達成しました。

財務見通し:

2021年度第1四半期(2020年2月~2020年4月)のVeevaの財務見通しは、下記の通りです。

  • 総売上高は3億2,700万ドル~3億2,800万ドル
  • Non-GAAPの営業利益は1億1,700万ドル~1億1,800万ドル(4)
  • Non-GAAPの完全希薄化後1株当たり純利益は0.59~0.60ドル(4)

 

2021年度通年(2020年2月~2021年1月)のVeevaの財務見通しは下記の通りです。

  • 総売上高は14億ドル~14億500万ドル
  • Non-GAAPの営業利益は約5億ドル(4)
  • Non-GAAPの完全希薄化後1株当たり純利益は約2.50ドル(4)

 

(1) 本プレスリリースではNon-GAAPの財務指標を使用しており、これらの指標は様々なGAAP項目の影響について調整されています。
(2) 当社は、特定の会計年度のサブスクリプション契約による売上高維持率を計算するに当たり、(i)前会計年度末日時点でも顧客であった顧客からの当該特定会計年度末日時点の年換算のサブスクリプション契約による売上高を (ii) 前会計年度末日時点の全顧客からのサブスクリプション契約による年換算の売上高で割っています。年換算のサブスクリプション契約による売上高は、年度末日に計上された1日のサブスクリプション契約による売上高に365をかけることによって計算されます。この計算には、顧客の契約非更新、追加ユーザーの展開またはユーザー数の減少、顧客による追加ソリューションの展開またはソリューションの使用中止、および当社ソリューションの価格変更などによる、売上高への影響が含まれています。
(3) 毎年Veeva Commercial CloudとVeeva Vaultの顧客数を合計すると、Veevaの総顧客数を上回ってしまいます。これは、両分野の製品を契約されているお客様がいらっしゃるからです。Veeva Commercial Cloudの顧客には次にあげる製品のいずれか1つでも契約している顧客を含みます(Veeva CRM、Veeva CLM、Veeva CRM Approved Email、Veeva CRM Engage、Veeva Align、Veeva CRM Events Management、Veeva Nitro、Veeva Andi、Veeva OpenData、Veeva Oncology Link、Veeva Network Customer Master)。またVeeva Vaultの顧客は、Vault製品を1つでも契約している顧客を含みます。なお、CrossixおよびPhysicians Worldからの正味の新規顧客は、Veeva Commercial Cloudに含まれていることにご留意ください。
(4) Veevaは現時点で2020年4月30日に終了する第1四半期および2021年1月31日に終了する年度の営業利益と完全希薄化後1株当たり純利益のGAAP目標を提示することができません。それはNon-GAAPの営業利益およびNon-GAAPの完全希薄化後1株当たり純利益に含まれない特定の項目を見積もることが難しいためです。特定項目費用の例としては株式ベースの報酬費用に関連する費用などが挙げられます。これらの除外項目の影響は重大である可能性があります。

Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソフトウェアを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで、850社を超える顧客に技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功にコミットする様々なサービスを提供しています。Veevaは、サンフランシスコのベイエリアに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカに拠点を展開しています。詳しくは、https://veeva.com/jp/をご覧ください。

【Forward-looking Statements】

This release contains forward-looking statements, including the quotations from management, the statements in “Financial Outlook,” and other statements regarding Veeva’s future performance, market growth, the benefits from the use of Veeva’s solutions, our strategies, and general business conditions. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates and expectations and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially, including (i) breaches in our security measures or unauthorized access to our customers’ data; (ii)our expectation that the future growth rate of our revenues will decline; (iii)fluctuation of our results, which may make period-to-period comparisons less meaningful; (iv) competitive factors, including but not limited to pricing pressures, consolidation among our competitors, entry of new competitors, the launch of new products and marketing initiatives by our existing competitors, and difficulty securing rights to access, host or integrate with complementary third party products or data used by our customers; (v) the rate of adoption of our newer solutions and the results of our efforts to sustain or expand the use and adoption of our more established applications, like Veeva CRM; (vi) our ability to integrate Crossix Systems Inc. and Physicians World LLC into our business and achieve the expected benefits of the acquisitions; (vii) loss of one or more customers, particularly any of our large customers; (viii) system unavailability, system performance problems, or loss of data due to disruptions or other problems with our computing infrastructure; (ix) our ability to attract and retain highly skilled employees and manage our growth effectively; (x) failure to sustain the level of profitability we have achieved in the past as our costs increase; (xi) adverse changes in the life sciences industry, including as a result of customer mergers; (xii) adverse changes in economic, regulatory, or market conditions, including with respect to natural disasters or actual or threatened public health emergencies; (xiii) a decline in new subscriptions that may not be immediately reflected in our operating results due to the ratable recognition of our subscription revenue; and (xiv) pending, threatened, or future legal proceedings and related expenses.

Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations” in the company’s filing on Form 10-Q for the period ended October 31, 2019. This is available on the company’s website at veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.

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