Peter Gassner

Veevaには、会社の意思決定における指針や社風の規範となるコアバリューがあります。その第一が、『Do the Right Thing』(正しいことをする)です。正しいことをするとは、当社の目標が財務的な成功や株主還元にとどまらないことを意味します。また、顧客、従業員、環境、そして社会全般に対する責任も自覚しています。

私たちは個人として、誠実、公正、率直に振る舞い、敬意を持って他人と接する善人であることに誇りを持っています。また企業として、優れた企業市民となり、ビジネスの世界で強い意志をもって、周囲に模範を示すよう努力しています。

Veeva は、2021年2月にパブリック・ベネフィット・コーポレーション(PBC)となりました。株主価値の最大化のみを法定義務とする従来の企業とは異なり、PBCは株主の利益に加え、パブリック・ベネフィット(公益)の目的、および顧客、従業員、地域社会をはじめとする、企業の活動によって実質的な影響を受ける人々の利益を考慮に入れます。当社の公益目的は、私たちが支援する業界の生産性向上に貢献し、質の高い雇用機会を創出することです。

Veeva Systems Inc. 創業者 兼 最高経営責任者(CEO)
Peter Gassner

多様性が私たちをより強くする

多様性は、変化に対する強靭さとイノベーションに対するオープンな姿勢をもたらします。また、当社をやりがいのある魅力的な職場にし、お客様から「パートナーでありたい」と思われる企業へと高めてくれます。

多様性にはさまざまな形があります。性別、人種、民族、宗教、政治的見解、性的指向、年齢、人生経験など、あらゆる要素が私たち一人ひとりを固有の存在へと形作っています。私たちは、包摂的な文化を育み、多様な人材を引きつけ、その成長を支援することに全力で取り組んでいます。

私たちは何よりもまず「個」を尊重します。採用、報酬、昇進に関する決定は能力や成果に基づいて行われ、個人の性別、人種、民族、宗教、政治的見解、性的指向などが考慮されることはありません。そのため、性別や民族といった属性に関する具体的な数値目標は設定していません。

私たちは透明性を確保し、継続的な進捗状況を把握するため、四半期ごとに従業員の多様性データ(Workforce Representation Data)を公開しています。


従業員の公正な待遇

従業員は、人です。従業員には自由意志があり、自らの選択に基づきVeevaで働いています。また人生やキャリアの方向性に自ら責任を負っています。Veevaでは、「自らの船の船長を務める」という考え方を推奨しています。倫理的に認められる範囲内である限り、従業員は自ら選択する機会を追求できるべきです。このような自由があるとき、従業員と社会にメリットがもたらされます。そのため当社は、従業員の異動に制限がないばかりか、社外への転職にも制限はありません。Veeva内では、どの従業員も、上司の承認がなくても、いつでもどのような業務でも追求することができます。Veevaは対外的にも、競業避止義務契約を使って従業員の機会を制限することに対して強く反対する姿勢を打ち出してきました(競業避止義務契約に対する当社の姿勢を参照)。当社では、従業員に競業避止義務契約を結ぶことを求めていません。またこのような契約は、従業員の基本的な職業選択の自由を制限すると考えているため、これらの契約を不正に使用する他の企業に対して法的措置も取ってきました。Veevaは従業員のことを信頼しており、Veevaにおいてだけではなく、その後のキャリアにおいても成功してほしいと願っています。


従業員のウェルネス

健康的な職場と、健康のための選択肢を用意することも、当社が従業員に対して負う責任の一つです。そのため、従業員の健康や福祉を向上させるプログラムにも投資しています。そしてこれらの投資は、従業員とその家族、および社会全般にメリットをもたらすと信じています。当社のウェルネスプログラムには、全社規模での休暇、柔軟な有給休暇(現地の法律に準拠)、フィットネスプログラム手当てなどがあります。また本社には、人間工学に基づくシット&スタンドデスク、社内の調理スタッフが有機食材で作った無料の食事(食材は可能な限り現地調達)、フィットネスクラスやその設備などもあります。


従業員の成功

従業員の成功も、Veevaのコアバリューの一つです。人は複数の会社で様々な仕事を経験する中から、キャリアを積み重ねていくものであると認識しています。私たちの目標は、従業員の長いキャリアの中において、Veevaが彼らの素晴らしい通過点の一つとなることです。一般的にそのためには、優れた能力と人格を兼ね備えた人々と一緒に仕事をし、そこから習得して難題に取り組み、有意義な貢献をすると共に、公正な待遇を受ける必要があるでしょう。


コミュニティにおける役割

Veevaでは、従業員が暮らし、働いているコミュニティでの活動に積極的に参加することを奨励しており、企業としても同様の積極的な参加を心がけています。Veeva本社がある米国カリフォルニア州プレザントンでは、さまざまなプログラムが誕生しました。例えば、地元の学校にノートPCを寄付するプログラムでは、昨年、100台以上のノートPCを提供しました。ほかにも、若者向けのコーディング教育イベントを主催したり、現地の高校での若者起業支援プログラムに参加したり、現地の学校をサポートするイベントを後援したり、従業員によるボランティアイベントを実施したりしています。


慈善寄付活動

Veevaは、慈善活動も重要であると考えます。Veevaの慈善活動サポートは、完全に従業員主導により実施されています。なぜならば、個人が主導することによってこそ真価が発揮されると考えるからです。1% Veeva Givingプログラムでは、毎年基本給の1%に相当する金額を、各従業員が選んだ非営利団体へ寄付することができます。会社の目的に沿うように指示したり、特定の非営利団体に寄付するよう従業員に求めたりすることはありません。また、慈善活動をサポートする代わりに商業上の便宜や優遇措置を要求することも決してありません。


政治的な視点

当社では、従業員が多様な、そして時には対立する政治的視点を持つ権利を尊重しています。そのオープンな精神により、Veevaはより活気ある職場になることと確信しています。当社では従業員に対して、自らが選んだ政党、理念、候補者に投票し、支援することを奨励しています。


倫理的な行動

私たちは、倫理ガイドラインはシンプルであることがベストだと考えています。誠実かつ真摯に、そして常識に則って行動することが、功を奏するでしょう。当社が採用しているすべての従業員、役員、取締役、およびサプライヤー向けの行動規範は、これらの原則を取り入れており、法律を遵守して人権を尊重することを求めています。


環境へのサステナビリティ

私たちの環境への影響は非常に重要です。私たちは事業活動を通じて環境管理に尽力し、環境負荷を軽減する方法を継続的に模索しています。国際規格である ISO 14001 環境マネジメントシステムの要求事項に準拠した、包括的な環境マネジメントシステム(EMS)を運用しています。このEMSを通じて、当社は環境サステナビリティに関する目標、方針、手順を定期的に見直し、プログラムの有効性を検証しながら継続的な改善を図っています。温室効果ガス(GHG)排出量データはこちら、環境方針の全身はこちらからご確認いただけます。

また、調達プロセスにおける重要な要素として、サプライヤーに対しても環境に配慮した取り組みを維持することを求めています。当社の主要なコンピューティング・インフラストラクチャ・プロバイダーであるSalesforceとAmazon Web Services(AWS)の2社は、環境サステナビリティへの取り組みをコミットメントしており、詳細はSalesforceはこちら、AWSはこちらで公開されています。


データのプライバシーとセキュリティ

お客様のデータの機密性、健全性、および可用性を維持することは、当社のビジネスの成功において極めて重要です。当社のソリューションは、お客様の機密情報、医療従事者の個人情報、患者様や治験参加者の個人情報、およびその他の機微情報の保管と送信を伴います。私たちは、お客様が当社を信頼してくださっていることを深く理解しており、その責任を非常に重く受け止めています。 Veevaのプライバシープログラムの詳細はこちら、Veevaのセキュリティ対策の詳細はこちらに記載されています。


特許の使用

Veevaには、企業価値の増大やイノベーションの企業文化を反映させることを意図した特許プログラムがあります。当社が事業を展開する市場において、より小規模な事業者を攻撃する目的で、特許のポートフォリオを蓄積していくことはありません。また、小規模事業者から料金を徴収して当社の特許プログラムの費用をまかなおうとしたり、市場での存在感を得るために実態のない組織に特許権を売ったりすることもありません。法的手続きにおいて当社が特許権を行使するとすれば、それはVeevaに対する他社の申し立てから身を守る場合に限られます。