ライフサイエンス業界に対するデータ利用制限の撤廃を目指して

IQVIAに対する訴訟の最新情報

各社の業務ニーズに応じたソフトウェア製品およびデータ製品を制約なしに選択できること。ライフサイエンス企業には、そのような自由が保証されてしかるべきです。選択できることは、市場にとって有益であり、お客様のためにもなります。

VeevaとIQVIAの両社は、競合するソフトウェア製品とデータ製品を提供しています。IQVIAは、IQVIA OneKeyおよびその他のIQVIAリファレンスデータ製品を、Veevaの特定のソフトウェア製品(MDMおよびデータウェアハウス)にロードできないようにしています(それ以外のCRMなどの製品ではロードできます)。Veevaは、IQVIAのこの行為は恣意的かつ競争抑止的であるだけでなく、コストを増加させ、選択肢を制限し、さらにはイノベーションを減速させることによって、ライフサイエンス業界に損害を与えるものであると考えます。

Veevaは、円満な解決策を3年間模索いたしましたが、2017年3月にIQVIAを提訴しました。その目的は、IQVIAの長期にわたる競争抑止的行為に終止符を打ち、ライフサイエンス企業に対する不当なデータ利用制限をなくすことです。Veevaが提起した訴訟についての事実関係および公判予定日を時系列で下記にまとめました。

Veevaは、お客様に代わって本件を解決すべく尽力しています。Veevaに有利な判決が下されることで、結果としてライフサイエンス業界に対するデータ利用制限が完全になくなることを切に願っています。それが実現するまで、このページを引き続き更新し、本件の状況に関する最新情報をこちらに掲載させていただきます。

2007年初期 Veeva設立; Veeva CRMを提供開始
2007~2014年 IMS社のリファレンスデータとCegedim社のOneKeyをVeevaの顧客がVeeva CRMでロードきるようにするためのTPAにIMS社とCegedim社が署名
2014年初期 Veeva Network(MDM)およびOpenData(顧客リファレンスデータ)を提供開始
2014年初期 Cegedim OneKeyをVeevaの顧客がVeeva NetworkでロードできるようにするためのTPAにCegedim社が署名
2014年中期 IMS社のリファレンスデータをVeevaの顧客がVeeva NetworkでロードできるようにするためのTPAへの署名をIMS社が拒否
2014年中期 IMS社がCegedim社の買収を発表
2014年後期 Cegedim社が方針を変更し、Cegedim OneKeyをVeevaの顧客がVeeva NetworkでロードできるようにするためのTPAへの署名を拒否 2015年中期IMS社がCegedim社の買収を完了
2016年中期 IMS社とQuintiles社が合併し、Quintiles IMS社が誕生(後にIQVIAに社名変更) 2016年秋 Veeva側の交渉による解決策が尽きたため、訴訟の準備を決定
2017年1月 IQVIAが「企業秘密」訴訟を提起し、IQVIAの顧客リファレンスデータがVeevaに盗用されていると主張。Veevaの見解では、IQVIAによる競争抑止的行為の正当化および擁護が当該訴訟の目的。
2017年3月 連邦および州の反トラスト法違反として、VeevaがIQVIAに対する訴えを提起。同法違反の提訴ポイント: 顧客がIQVIAデータをVeeva Network(MDM)ソリューションでロードすることをIQVIAが拒否した点。
2018年中期 Veeva Nitro(Amazon Redshift上に構築されたデータウェアハウス)を発表
2018年中期 Veevaの顧客がVeeva Nitroで顧客リファレンスデータをロードすることをIQVIAが制限
2018年後期 IQVIAによる訴え却下の申立ては認められず、反トラスト法に基づくVeevaの申立ての審理継続が認められる(裁判所の見解)。
2019年7月 連邦および州の反トラスト法違反として、IQVIAに対して追加の訴えを提起。同法違反の提訴ポイント:顧客がIQVIAデータをVeeva Nitro(データウェアハウス)ソリューションでロードすることをIQVIAが拒否した点。
2021年初期 反トラスト法に基づく最初の訴訟の公判予定日
2021年初期 IQVIAによる反トラスト法違反が証明された場合、TPAに関する救済が見込まれます。

IQVIA OneKeyをご購入され、Veeva NetworkまたはVeeva Nitroを今すぐご利用になりたいにもかかわらず、TPAに関する上記のような制約に直面されている場合には、Veeva OpenDataに切り替えていただくか、IQVIA以外のリファレンスデータセットプロバイダーに変更されることをお勧めします。